コマを数時間、こうちゃんに預けて市内に出張のレッスン。2〜3時間のお出かけならパパでも大丈夫になってきた。ありがたいことこの上ないですね。
今日レッスンの帰りに国道沿いにあるステーキ屋さんの看板が目に入った。「ステーキM」それは私にとって幼少期の豊さの象徴のようなものである。「あぁ懐かしい」親戚がきた、お祝い事があった、何か外食をして贅沢をしようとなると、我が家はきまってここだった。きっと両親がというよりも、わたしたち子どもたちが「Mがいい〜!」と言っていたのだと思う。
もうこのところ何年も入っていなあ。おそらく15年ぐらいはご無沙汰してるんじゃなかろうか。お子様プレート的なものに、息を吹くと小さなプラスチックのボールがぷかぷか浮くようなおもちゃが決まってついていたっけ。あれはまだ健在なのだろうか。
打って変わって今日の我が家の晩ご飯は、野菜の炒め物に、自分で漬けた梅干しで煮た人参。キュウリの浅漬けに、切り干し大根のお味噌汁。それにまだ熟れていないピンク色をしたスイカ。野菜は全部、こうちゃんが朝畑から採ってきてくれたもの。肥料も農薬もやらない、雑草の中に埋もれている?!なんてのもざらな究極の自然栽培。「○○県産、特別栽培、有機、これは旬?ってスーパーに行って迷って選ばなくて済むのが、今年は楽ちん。」というと「顔が見えるどころか、土が見えるからね。」と食べながらコウスケ。今の私にとっての豊かさはこちら。
自分の幼き時代が、近未来の「Always〜三丁目の夕日〜」的立ち位置になろうとしている!?時代の移り変わりって、ひょっとしたらこういうことなのかもしれない。わたしも良い歳。御歳30歳です。
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